剪定ブログ-お庭の剪定伐採作業実績&日記

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食べるともの忘れがひどくなる?-茗荷のお話

この時期に活躍しる薬味のひとつに、みょうががあります。そうめんやお味噌汁に刻んで入れたり、夏の時期には多くの方のご家庭に登場するのではないでしょうか。


いまでこそみょうがは通年手に入れることができますが、やはり旬は6月から10月の間です。また意外なことに、食用として栽培しているのは日本だけで、日本でしか食べることができないそうです。

そんなみょうがですが、古くからの言い伝えで「みょうがを食べるともの忘れがひどくなる」というのを聞いたことがあるかもしれません。

この話のもとは、遠い昔インドのお釈迦様の時代に遡ります。お釈迦様の弟子に周利槃特(しゅりはんどく)という人がいました。彼は自分の名前を忘れてしまうため、お釈迦様が名前を書いた名札を首にかけさせましたが、名札をかけていることも忘れてしまう有様でした。そしてとうとう死ぬまで名前を覚えることができませんでした。その後彼の墓に行くと見慣れない草が生えており、「彼は自分の名前を荷って苦労してきた」ということで、「名」を「荷う」ことから、この草を茗荷と名付けたそうです。

諸説ありますが、この話がみょうがの名前、そして「みょうがを食べるともの忘れがひどくなる」の由来と言われています。と言っても学術的な根拠はなく、栄養素的にもそういった成分は含まれていないので、安心して食べましょう。

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