毎年、紫色の艶やかな花が注目される藤の花ですが、花が終わり、こんな実がなるのをご存じでしょうか?藤の実です。
マメ科フジ属。言わずと知れたつる性の樹木。藤棚に絡んだ花のついていた枝から、サヤエンドウのようなソラマメのような、マメ科らしい緑色のサヤがぶらりと下がっています。
撮影したのは6月なのでこれからもっと大きく、実が膨らんで熟していくのかと思いますが、画像検索すると20cmほどまでひょろ長く育っているものも珍しくないようです。
ただあまり実が注目されないのは、鑑賞用の観光地の樹木などは来年の花のために、花後に剪定し切り整えられているからなのでしょう。
こちらの藤の木は、公園内のものでしたがまだ剪定前だったのかよいタイミングで藤の豆を見ることができました。
気になるのは「藤の実は食べられる」という情報。9月過ぎには茶色くなりカサカサ乾いたサヤになり、弾けるそうで、ネット上ではお庭の藤の実を割って炒って食べる!というレポートも結構見つかります。
食べた方のレポートを読むと、固い頑丈なサヤに包まれた丸い実は、黒く模様のある表皮に包まれています。そのままフライパンで炒ると弾けて中はキレイなグリーンの実が。
気になるのは味ですが、そら豆のようにホクホクとして美味しい!という感想も。
大きな実は食べ応えもありそう。藤の実のお味…かなり気になるところですが、食べ過ぎると腹痛や吐き気を生じることもあるそうですので、チャレンジされる方はくれぐれもご注意くださいね。
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