剪定ブログ-お庭の剪定伐採作業実績&日記

三重県でご依頼頂いた庭木の剪定や伐採などの、作業の一部や植物の事などをご紹介させていただいております。 三重県のお庭のことならお気軽に剪定屋空までお問い合わせください。

過去の作業事例をキーワードで検索できます。 シマトネリコ剪定、伐採、松剪定など

日々新しい夏の花。「ニチニチソウ」

日々草(にちにちそう)その名前通り、毎日次々と花を咲かせていく夏の花です。


可愛らしい花姿、色も豊富で暑さにも強いので、夏のお庭を彩ってくれるガーデニングには人気の植物。

ずっと咲いているような印象がありますが、一つの花の開花は3~5日と長くはありません。新しい花が日々咲いていくこと、毎日花が絶えないことから「日々草」という名前がつけられたそうです。

キョウチクトウ科・ニチニチソウ属、原産地はマダガスカル、インド、かわいい花びらは5枚あるように見えますが実は1枚が分かれたもの、品種改良も盛んで小ぶりな花から大きな花、カップ咲、風車咲、油絵のようなぼかしカラー、グラデーション…数百種類はあるというので愛好家の多さも想像できますね。

ニチニチソウの花言葉は「楽しい想いで」咲いては消え、咲いては消える花々が浮かぶ想いでのようにイメージされるのでしょうか。

色別には画像のようなピンク色は「優しい追憶」、白色は「生涯の友情」という言葉も。

素敵な言葉が並ぶかわいい花ですが、ちょっと気になる性質は「毒がある」ということ。

ピンかアルカロイドと総称される強い毒性が全草に含まれます。

歴史的にはヨーロッパやアジア圏では薬としても使用され、アーユルヴェーダでも煎じ薬として、また抗がん剤として日々草成分が使われるものもあるようですが…「毒と薬は表裏一体」「かわいい花にも毒」。くれぐれも誤飲などにはご注意を。