銅色とネオンカラーも混じったワインレッドの葉。ひょろりと伸びた先に白い毛糸玉のようなかわいらしい花。
色合いが美しいカラーリーフ「アカバセンニチコウ(レッドフラッシュ)」です。
赤葉千日紅(アカバセンニチコウ):ヒユ科ツルノゲイトウ属(アルテルナンテラ属)、ブラジル原産の常緑性多年草、ルビー・リーフとも呼ばれます。
千日紅という名前ですが、夏場に咲く千日紅はセンニチコウ属。花の形はそっくりですが赤葉千日紅と千日紅は別の種です。
夏の暑さにも強く秋に向けて紅葉、葉がワインレッドやピンク色に変わっていき、日照時間が短くなると花が咲く短日植物。花を咲かせるには夜は暗い場所に置くことが必要で、花期は10月下旬から11月、寒さには弱いので室内でうまく管理できれば2月頃まで花が楽しめるそうです。
4月5月に植え付けをしてから、晩秋までに大きな株に育つこと、シックなカラーリーフがポイントで、花のない時期でもカラーリーフが長い期間楽しめること、寄せ植えに使いやすいことでも人気があります。
花言葉は「燃え上がった情熱」「熱しやすく冷めやすい恋」。深い赤に染まっていく葉色のイメージなのでしょう。
切花としても1枝で存在感があり、大人カラーのミニブーケにして贈るのも素敵ですね。
対する千日紅の花言葉は「色あせぬ恋」ドライフラワーにしても色あせない性質から連想された言葉のようです。
花姿は同じでも相対するようなイメージをもつ千日紅とアカバ千日紅。
どちらもそれぞれの魅力が光る植物です。
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