ラベンダーはハーブの代表格で、そのリラックス系の香りはアロマでも人気です。
品種にもよりますが、5月から7月頃開花します。
花が咲くと株も消耗するので、晴れた日の午前中に収穫して利用します。開花が進むにつれて香り成分が少なくなってしまいますから、7分咲きを目安にします。
ひもで束ねて風通しの良い場所に逆さにつるしておけば、簡単にドライフラワーにできます。
この収穫は、蒸れを防いで夏の暑い時期を乗り切るための切り戻しとしても大事なものです。切り戻しは、開花期の他に芽が出る前の3月にも行います。
春や秋には挿し木もできます。
ラベンダーは地中海沿岸が原産です。日本の蒸し暑い夏は苦手ですから、開花期の早めの切り戻しで株の体力を温存すること、こまめな剪定で風通しを良くすることが重要なのです。また、水のやりすぎも蒸れにつながるので、乾燥気味に育てます。
日本では北海道の富良野のラベンダー畑が有名ですが、名古屋市港区の荒子川公園でもラベンダーが楽しめます。いろいろな種類のラベンダーがあり、満開の時期をねらっていけば十分な見ごたえですよ。
soraword
ソライター
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