サイネリアは秋から翌年の春、4月5月までたくさんの花をつける冬から春のガーデンを彩ってくれる植物。オレンジ色以外はほとんどのカラーがあるという多色花で、グラデーションカラーや中央が白いツートーンカラーなど種類豊富。花付きもよく、こんもりとボリューミーにたくさんの花を咲かせてくれるので雰囲気も華やかです。
画像は中でも鮮やかな美しい青色が人気の桂華。青い花は不思議な魅力がありますが、キク科植物には珍しいこの桂花ブルーに魅了される人も多いのだとか。
サイネリアの花言葉は「喜び」や「快活」「希望」など。寒い時期にも元気に花をつけるエネルギッシュな様子からきた言葉が多いです。そんな中、青のサイネリアには「悩み多き恋」という、ちょっとセンシティブでネガティブなイメージの言葉が。外見は花のように元気に明るくふるまっていながら、ブルーカラーのイメージから内面では思い悩んでいる心理を表現しているのでしょうか。
鉢植えやハンギングに仕立てるのもおすすめで、イギリスなどでは「快活」「希望」などポジティブな花言葉からお見舞いの花束に好まれるようなのですが、日本ではかつての和名がシネラリアという呼び方もあったことから、あまりよい響きと捉えられないこともあるよう。お見舞いの花には避けた方が無難かもしれませんね。
サイネリア:キク科ペリカリス属 原産国:北アフリカ カナリア諸島
和名:「富貴菊(フウキギク)」「富貴桜(フウキザクラ)
草丈30cmほど、花径3cm前後、開花時期が長く11月~翌5月頃まで
日本では一年草として扱われますがうまく育てれば翌年も開花が楽しめます。
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