こちらのお花もツツジの1つでハナグルマと言います。モチツツジの仲間です。ピンクの斑がツツジという感じがしますが、普通のツツジと比べると花びらが細いのが特徴です。ガクや葉などに腺毛があり、粘着性のある液が出ます。そのため、葉などを触るとべたっとします。
でも、なぜベタっとしているのでしょうか。これは昆虫をとらえるためだそうです。昆虫が上ってきて花を食べてしまったりするのを防ぎます。
トリモチのように昆虫をとらえるため、モチツツジと呼ばれるようになりました。私は子供の頃は、葉をブローチのようにして楽しんでいました。これもその粘着性を利用したものです。是非みなさんもこのハナグルマを見つけたら、少しさわってみてその粘着性を確かめてみてくださいね。
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