~ムクゲ~
ムクゲは6月から10月に咲く一日花ですが、次々に花をつけるので、長い期間庭に華やかさをもたらします。昔から夏の花木として好まれ、広く植栽されています。
■ムクゲの原産地は中国です。アオイ科の落葉樹で樹高は3~4メートルになります。
日本には平安時代に伝わったとされており、朝咲いて夕方には散ってしまうはかない花ですが、お茶の世界では一期一会のお茶花としてよく用いられます。特に白地に底が紅色の宗旦ムクゲが好まれるようです。花ことばは「柔和」です。
ムクゲの花色は白、ピンク、薄紫、薄紅色など様々で、一重咲きや八重咲きがあります。
■ムクゲの剪定は、秋から春にかけてが適しています。5~7月に新しい枝に花芽をつけるので、思い切って強く剪定しておいた方が花がたくさん咲きます。
比較的丈夫な花木なので、地植えの場合は夏の日照りの時期以外は自然の雨で育ちます。
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