剪定ブログ-お庭の剪定伐採作業実績&日記

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八峰会-日本ミツバチの飼育-

日本ミツバチの飼育を通して移りゆく山の景色を楽しみながら、少しずつ森林整備を進めた場所に、久志富士男さんの考案した久志式養蜂箱を設置し蜂蜜を収穫しながら、木霊を感じ草花の優しさに触れ自然に溶け込み山中の自然に触れ山に遊び山に学ぶ会 


日本人はいつから虫が苦手になってしまったのだろうか。 現代の虫嫌いになってしまった子供達には少なからずとも親の要因や環境が関与している。 虫は汚いという言葉から分かる通り、根本的な生態なども知らず、嫌いという言葉だけが先行して、虫を見るだけで嫌悪感を持ってしまう。ではどうしたら嫌いな物を好きなものに変えれば良いのか。

答えはとてもシンプルで想いやる事が大事なのではないかと思う。 私達人間は自然から多くの恩恵を受けてる事は言うまでもないが小さな微生物にもその役割があり私達はその生物達が作り出す環境で生かされている。

基本的に虫が自ら人に危害を加える事はなく無害であり、逆に遠慮してくれる事さえある。

益虫という言葉がありますが、例えば家グモは殺すなと良く祖母に言われた事がありますが、蜘蛛はゴキブリや小蠅などを捕食してくれます。 家の中に虫がいる事が決して悪いことだけではなく、良い事もたくさんある事はあまり知られていないのかも知れません。

表裏一体 メリットデメリット 物事には必ず裏と表があるように、生物達がそこに住みついているという事は、何かのメリットを感じていると言う事。 人間が危害を加えなければ無害な虫達と色々なものを分け隔てなく考え共存、共生して行く事が人間に置いても居心地の良い環境を作る手立てなのではないでしょうか。 

生物達はいつ何時も言葉を投げかけてきます。ツバメは空き家には巣作りはせず、人間との共生を望み自ら人が頻繁に出入りする所に巣を作ります。 私はとても愛らしく感じます。 糞が汚いとかうるさいとか、人間は多くの不満をぶつけた結果自分達に何かしらの形として自分に返ってくる事を知っているのにそれを繰り返してしまう生き物です。

ですがそんな私達を癒し包み込んでくれる慈悲深い彼らと友達になって言葉を交わしていける事を私は望んでいます。

本当に虫が危険なものとしてあるのであれば世の中のニュースはすべて人間対虫の特集がされるはずだが、未だに人対人の争い事が絶えない状況で人間以外の生物達はどのように我々の事を感じているのだろうか。

問題は他になし我にあり。 自らが少しずつ変わっていける感覚を楽しむには自然の中に身を置く事が大事であると私は思います。

ニホンミツバチは日本の在来種で太古の昔から日本各地に分布していましたが、近年はその生息数が減少傾向にあり、農薬による説や温暖化の影響など様々な説が唱えられています。

ニホンミツバチは山奥より林縁部を好む傾向があり、蜜源植物にはモミジ、ホルトノキ、ゴンズイ、センダンなどがあります。

近年は森林の過疎化が進み高木常緑樹主体の薄暗く森が広がる中で蜜源である樹木自体も減ってきてしまっているのも、ニホンミツバチの個体数現象に繋がっているのではないでしょうか?