かなり背丈の高い木に丸みのある葉っぱ、薄ピンクの花びらに鮮やかな赤のちょっと派手目の花。
ちょっと日本の植物ではなさそうな…?
この植物の名前は「フェイジョア」でした。
フトモモ科フェイジョア属、原産地はウルグアイ、パラグアイ、中米とされていますが、ニュージーランドでは公園や庭木にされるポピュラーな樹木なのだそう。
丸いキウイのような形の葉、表はグリーンで裏は白っぽく、新芽はさらに淡いグリーンなので枝のグラデーションもキレイ。花材として流通もされているようですね。
そして、この花も食べられる!エディブルフラワーで、とろけるような甘さなのだとか…撮影時には知らなかったので、残念…。
さらに10月~11月頃、花後にはグリーンの楕円形の果実。ニュージーランドでは家庭でもたくさん収穫されるこのフルーツをたくさん食べるのだそうですが、ちょっと検索しただけでも加工品もたくさん。
ヨーグルト、アイスクリーム、チョコレート、ファンタのフェイジョア味?!まであるようです。
日本でもパイナップルグァバと呼ばれ、1930年代には栽培が始まり、80年代にはキウイに続くフルーツとして注目もされたようですが、あまり普及はしなかったようですね。
フェイジョアの花言葉は「情熱に燃える心」「実りある人生」、花の鮮やかさと美味しい果実からのイメージなのでしょう。
ほんのり甘い香りの花、味見ができなかったのを悔やみつつ…秋の果実を楽しみに。
0コメント