四日市市にて斜面に生えている孟宗竹伐採のご依頼でした。
年々管理するのが難しくなり斜面に生えている竹をメインに伐採を行わせていただきました。 竹の根だけでは土留めの機能はそれほど期待されないので、自生している樹木は残ししつつ伐採を行わせていただきました。
竹は放置しておくと20m以上になるものもあり、日本の竹の種類は真竹、孟宗竹、破竹、女竹、黒竹などがあります。
竹は地下茎(ちかけい)という根のように地中に張っている茎により繁殖していきます。人力で抜根をするにはとても労力がかかり、繁殖力も強く、伐採を行い整備を行なった後に、どれだけきちんと管理できるかが大切になってきます。
竹林の整備方法としては、竹は根元から伐採しても地下茎に蓄えている養分でまた発生してきてしまうので、地下茎を重機で抜根する方法や、1~4月に親竹を1mにきる「1m切り」をすることで、地下茎に蓄えられた養分を使い切らせて枯らす方法や、周囲に幅1~2mほどの間引きゾーンを作ることで竹の暴走を抑える方法などがあり、整備後は、継続的にタケノコを取り管理していくことが大切です。
0コメント