イタリアンに欠かせないハーブといえばバジルです。ピザやパスタ、カプレーゼ…とバジルを使った美味しい料理はいくらでもあります。トマトとは料理でもコンパニオンプランツとしても相性抜群です。
●バジルの収穫量アップの方法
バジルは種から育てるのも簡単ですが、ポット苗を一つ購入しても収穫量を大幅に増やす方法がありますのでご紹介します。
バジルの苗はだいたい1つのポットに2~3の芽が生えています。しかし、あまり近くに生えているとお互いに成長の邪魔をしてしまいそうですし、根はすでにからみあっていて、うまく分けられそうにないということはよくあります。
苗を買って来たら早い段階で先端の葉を収穫してしまいます。葉の付け根に新しい芽が見えていれば、その葉を2枚残せば十分ですので、下の方で切ってかまいません。するとそこから2つのわき芽が出てきます。これも伸びてきたら同じように摘芯します。このように収穫しながら摘芯を繰り返すことで、枝が増えてこんもり育てることができます。葉の収穫量もまさに桁違いといえるほどにアップします。
摘芯したら、一番上の葉は残して、下の方の葉をとって料理に利用します。残った先端の葉は挿し芽にします。明るいところに置いて、水を毎日換えます。2週間ほどで土に植えられるほどに根が伸びてきます。こうしてできた新しい苗も一緒に育てていきましょう。これで収穫量はさらに何倍にもなります。
最後に花が咲くと葉がかたくなってしまうので、つぼみをつけたら早めにカットすることで収穫できる期間を長くすることができます。
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