剪定ブログ-お庭の剪定伐採作業実績&日記

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ユリの花後管理は?

ユリは初夏から夏に咲く球根植物です。ヤマユリなど日本原産のものも数多くあります。近年は欧米での品種改良が盛んです。


白いユリの花ことばには「純潔」があり、結婚式にはかかせない定番の花ともなっています。

球根は秋に植えるのが一般的です。球根の大きさ以上のスペースが上にとれるように植えるのが大事です。これは、ユリには下根と上根が出るのですが、上根が十分に出るようにするためです。下根がユリ自身を支え、上根は水や養分を吸収する役割があります。

●花後の管理

花が終わったら早めに花がらを取ります。光合成してしっかり球根に栄養を蓄えられるように、葉や茎はできるだけ残します。秋になり葉が枯れてきたら茎を切り取り、場合によっては掘りあげます。

庭植えで十分な間隔をとって植えている場合は2~3年植えっぱなしでも大丈夫です。

ユリの球根は乾燥を防ぐための表皮がないので、乾燥にとても弱いです。掘り上げ後はすぐに新しい土に植えるのが無難です。

すぐ植えない場合はビニール袋に湿ったおがくずやピートモスなどと一緒に入れ、冷暗所で保管します。しかし、この保存方法でもなるべく早く植え付けるのが良いようです。

そもそも葉が枯れるのが秋で、秋に球根を植えるのですから、球根保存は必要ないケースが多いでしょう。次の場所を考えておいて、すぐに植えつけるのをおすすめします。