水苔は水はけと水持ちのバランスがとても良く、通気性も備わっている優れた植え込み材料のひとつです。
ただ通常の土とは扱い方に違いがあるので、洋らんなどの栽培で目にする事はあっても実際に使用したことがないという人も結構いらっしゃるのでは?
使ってみるとかなり便利な水苔を夏場の園芸に取り入れてみませんか?
まずは水苔の簡単な紹介です。
水苔は北半球の熱帯から寒帯に分布しているコケ類の一種で、世界には約150種類、
日本でも50種類ほどが自生していると言われています。
水辺など湿地に密集して群生しており、茎と葉っぱの区別がある独特の構造で、
表面にはたくさんの穴が開いているので、内部にたくさんの水を蓄えることができる性質を持っています。
この水苔、日本に自生している水苔は自然保護の対象となっていて採取することはできません。
植え込み用の材料として使用されているのはニュージーランド産の乾燥させたものとなっています。
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