これってビオラ?パンジー?と思った経験はありませんか?
実はどちらも同じで明確な違いはありません。しかし園芸界ではビオラ、パンジーを区別します。迷ったら大きめのものをパンジー、小さいものをビオラ、と思ってください。ちなみにこの画像のお花はパンジーです。
ざっくりとした判断基準ですが、お花の大きさが5センチ以上だとパンジー、5センチ以下だとビオラです。ただし、5センチ以下の小型のパンジーや、5センチ以上の大型のビオラもあります。うーん・・・これではより分かりにくいですね・・・笑。
パンジーは野生のスミレと他の品種の交雑種です。確かにスミレに花弁が似ています。元々が大きめのお花です。最近ではパンジーを改良して作られた小型のパンジーもあり、5センチ以下のパンジーが生まれました。
ビオラは、20世紀頃から小さい品種をビオラと呼ぶように区別されました。一般的には3センチほどが平均ですが、1センチ以下の小さくてかわいいビオラも存在します。
つまりパンジーとビオラは20世紀に入ってから大きさで区別されるようになり、しっかりとした区分はないのです!少しややこしいですよね。
さらに、「パノラ」というパンジーとビオラの中間の品種もあり、より区別はあいまいです。是非お花屋さんに行ってみて、これはパンジー?ビオラ?とチェックして楽しんでみてくださいね。
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