綺麗に左右交互に葉をつけているこちらはタマシダです。このような葉の付き方を「対生」と言います。その規則正しさに、植物の美しさを感じませんか。
タマシダの特徴は、画像のようにたくさんの葉を付けることです。なんと100対もつけることもあるんですって。重くはないのでしょうか・・・。
自生もよく見られますが、やはりこのような葉の美しさが特徴なため、観葉植物として人気です。
室内で育てることもできますが、こちらは屋外で育てています。日の光が好きな植物ですよ。垂れ下がって伸びていきますので、ハンギングにしてもいいかもしれません。
さて、名前のタマシダ…漢字では「玉羊歯」と書きます。玉っぽさは葉からは感じられませんが、実は根の一部が玉のような形になっています。そこに水分をためることができる植物なのです。ちょっとサボテンみたいですよね。
ちなみにシダの感じは羊歯となりますが、こちらは羊の歯に似ているからという説があります。うーん、羊の歯ってあまり着目したことがないからわかりませんが、私にはタマシダの葉は「舌」に見えますね。ぜひタマシダを見つけたら、根も観察してみてくださいね。
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