おひさまのようにパッと開いた明るいイエローカラーの花。道のすみ、草むら、いつもそこにいてくれるかのような馴染みのある素朴な植物「蒲公英(たんぽぽ)」。
キク科タンポポ属、原産地はアジアからヨーロッパ圏、英名Dandelion(ダンデライオン)、これは「ライオンの歯」という意味で、漢字表記の蒲公英は、乾燥たんぽぽを漢方にする際に蒲公英(ほうえいこう)と呼ぶことが理由なのだそうです。
漢方にもなる、またハーブとして、健康茶としてもタンポポの葉、花、根は利用されていて、科学的証拠はないものの、民間療法として感染症や消化器症状などのさまざまな症状・疾患に良いとされています。
手軽に手に入りそうな、市販品にもある「たんぽぽコーヒー」もそのひとつ。
タンポポの根を焙煎した粉をインスタントコーヒーのように煎れて飲みます。何度かいただいたことがあり、わりと美味しいと思っているのですが、好みは分かれるのかも…。見た目は黒くコーヒーっぽいのですが、ノンカフェインで豆や果実味など芳香はなく、どちらかというと麦茶のようなハーブティのようなお茶に近い、というテイストです。
よく妊婦さんやコーヒー依存を辞めたい人、コーヒーっぽいノンカフェイン飲料を探している人におすすめされています。
健康効果としては、カリウムによる利尿作用、むくみ軽減、解毒、ホルモンバランスを整える効果やリラックス効果も言われているので、症状のある方は情報チェックしてみてはいかがでしょう。
0コメント