剪定ブログ-お庭の剪定伐採作業実績&日記

三重県でご依頼頂いた庭木の剪定や伐採などの、作業の一部や植物の事などをご紹介させていただいております。 三重県のお庭のことならお気軽に剪定屋空までお問い合わせください。

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高木を管理するとき、ぼくらが考えること—すべてを伐らないという判断と、フジヅルの話

高木の管理依頼を受けると、まず現地を歩くことから始めます。

どこまで手を入れるか。何を残して、何を整理するか。高い木ほど、それを決めるのに時間がかかります。

三重県亀山市の里山公園で市の職員と現地確認を行いました。大きく育ったクスノキの枝打ち計画と、フジヅルの処理について、一本ずつ確認しながら歩きました。

フジはマメ科のつる性植物で、木に絡みながら上へ伸びていきます。細いうちはあまり目立ちませんが、年数が経って太くなると、幹を締め付けるように巻きつき、水分や養分の流れを妨げます。葉が茂れば樹冠を覆い、木の光合成の場所を奪う。気づいたときには、木がかなり弱っていることがあります。

処理するときは、ただ根元で切るだけでは不十分です。ツルに登って上部を切り落とさないと、高いところで枯れたツルが落下する危険があります。手間はかかりますが、安全のためにそうしています。

枝打ちの計画も同じです。隣接地に影響が出ている枝と、将来リスクになりうる枝を選びながら、どこまで切るかの線引きを現地で確認しました。

すべてを伐採する必要はないという前提で考えます。できるからやるのではなく、安全に、周囲と調和しながら進める。それがこの現場での方針です。

もう一つ確認したのが、人工巣洞の設置場所です。枝打ちや樹木管理を行う高木は、野鳥にとっても居場所になれる可能性があります。高木をただ管理するだけでなく、その先に生きものの居場所を残すことも、大事な仕事だと思っています。

春の施工に向けて、準備を進めています。

施工の詳細は、剪定屋空のブログに掲載しています。

里山公園で考える、高木管理と生物多様性のこれから